人材育成の仕組み

レノボでは、人材育成を経営の最優先事項の一つと考え、さまざまなプログラムや取り組みを実施しています。全部門に共通して実施するものの一部を以下にご紹介します。

Individual Development Plan (IDP)

社員一人ひとりが自分自身の「キャリアゴール」を設定し、それを達成するための自身の「強み」「弱み」を把握した上で、自分の能力開発計画を立て、上司とともに計画を実行していくプログラムです。

STEP1事前準備

各社員は、3~5年後のキャリアゴールを設定し、レノボが独自に定義したコンピテンシーリストから自分の強みを最多3つ、弱みを最少3つ選び、弱みについて、70:20:10の法則(※)に基づいて開発計画を立てます。

※70:20:10の法則:経営幹部のリーダーシップ開発において有効だった経験の内訳が「70%が業務上の経験、20%が上司や周囲の人からの助言や薫陶など、10%が研修であった」という知見(Lombardo and Eichinger, 2002)。

STEP2上司との対話

上司は社員と1対1のミーティングを持ち、強み・弱みと開発計画について話し合い、70:20:10の各領域についてアドバイス(経験:業務のアサイン、ロール変更、異動など、薫陶:助言やメンターの紹介など、研修 :受けるべき研修や書籍の推薦など)を行います。

STEP3定期的なレビュー

上司と社員は上記の開発計画を四半期ごとにレビューし、アドバイスや計画の変更を行います。 このプロセスによって、社員は自律的に能力開発を進めるとともに、上司や会社は必要な措置(業務のアサイン、異動、研修の実施など)を行うことができるのです。

Learning at Lenovo

社員一人一人の能力開発をサポートするグローバルのe-learningプログラムです。
コースは、以下のカテゴリーに別れ、全体で約670のコースが準備されており、社員はいつでも好きな時に好きな場所で研修を受講することができます。

Leading at Lenovo

社員一人一人が、レノボのビジョン、行動指針、事業戦略を深く理解するために、グローバル規模で全社員に対して毎年行われる研修・ワークショップです。
毎年のビジネス環境や方針に基づき、テーマが選ばれ、グローバル経営層から各国のマネジメントチーム、現場のマネージャー、そして現場の各社員まで各階層でワークショップを実施し、ビジョン、行動指針、事業戦略を深く浸透させていきます。

For Those Who Manage (FTWM)

新任マネージャーを対象としたインタラクティブなワークショップであり、マネージャーがチームを管理するために必須のスキルを向上させることを目的とした研修です。

以上のような部門共通のプログラムのほかに、各部門にて部門の戦略や必要性に基づいて実施される研修やワークショップに参加したり、会社負担で外部研修へ参加したりすることができます。

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