新しい事業部を創り、
育ててきたという手応え。

コンシューマ事業本部
外勤営業

M.O.(2008年入社)

入社動機

前職は、BtoBに特化したマーケティング支援の会社でした。クライアントにはIT系企業が多く、私の隣の席の人が当時レノボを担当していたこともあり、勢いのある会社ということは理解していました。また当時からThinkPadを使っていて、高い満足度を感じていたこともレノボへの興味の下地になっていたかもしれません。前職では「形のないものを売る」ことが仕事だったせいか、いつしか自社製品を企画、販売する仕事がしてみたいという思いが、私の中に芽生えてきました。こうした私自身の変化と結婚・出産というタイミングが重なり、思い切って転職を決意したのです。当時のレノボはまだ世界第4位のポジションで、社内にも活気があり、チャレンジしていこうという空気が感じられましたね。異業種人材の中途採用も活発で、エキサイティングな雰囲気があったことが、入社の決め手になりました。入社後は内勤営業を担当していましたが、ある日新しい事業を立ち上げるというニュースが私の耳に入りました。もともと新しいこと、面白いことに興味があった私は、すぐに「やります!」と手を挙げたのです(笑)。こうして、私ともう一人のメンバーの2名で立ち上がったのが、現在のコンシューマ事業部です(笑)。本当に2名でのスタートでした。とはいえ、何から手をつけたらいいのか。暗中模索の毎日でしたが、またある日別のニュースが。「新しく日本にIdeapadというコンシューマ向け製品を持ってくるので、どうやったら売れるのか考えて!」と。現在でこそ一つの事業部として確立できましたが、当時は先の見えない旅立ちでした。

現在のミッション

レノボの凄いところは「やりたい!」という声を聞いてくれる一方で、現場へのコミットメントも徹底しているということです。計画に対してギャップがあった場合、リスクを洗い出しすぐに手を打つ示唆をもらえる。こうしたことは、レノボのカルチャーの一つだと感じました。軌道修正してくれるという安心感は、逆に動きやすさにつながりました。お客様との信頼関係や商流を時間をかけて作っていきました。仲間が集いチームが一丸となって事業を作り上げてきたという意味では、本当に思い入れがある事業です。現在はコンシューマ製品の量販店やECサイトなどへの販売を担当しています。その一方で、コンシューマ事業部としては新しい売り方も模索しています。例えばMVNOと連携したビジネスなど、コンシューマ製品に特化した事業部だけに、自由な発想での販売形態を今後も考えていきたいと思っています。

仕事の手応え

仕事の手応えを感じる場面はたくさんあります。お客様との信頼関係の構築。ここはまず重要な点です。コンシューマ事業部がスタートした頃は、一からのスタートでした。お客様との信頼関係もまさにそうです。当時のレノボは、業界4位というポジションということもあり、なかなか話を聞いてもらうこともできませんでした。商談以前の問題です(笑)。ですから最初は、とにかくお客様と雑談をし、わからないことは教えていただき、「レノボのあいつ、面白そうだから話を聞いてみるか」と思ってもらえるまで何度でも足を運びました。こうした地道な活動を重ねる一方で、レノボも世界2位になり、世界1位になりました。またNECとのジョイントも決まりました。ようやくお客様もレノボを「無視できないメーカー」として認識してくださるようになったのです。信頼関係を築き、商流を築くことができたということ。これは営業担当として本当に大きな喜びです。また現在ではコンシューマ事業は、非常に大きなビジネスとして成長しています。営業担当としては、毎四半期ごとに数字面での大きな達成感を味わうことができるのは、仕事への高いモチベーション維持につながっています。

これからの夢・目標・Vision

新しい商流を作ることが目標の一つです。コンシューマ事業部は、プロダクト担当や営業戦略担当との連携を密にして動いています。例えばある量販店でオリジナルの「限定品」を作ってほしいというオーダーがあった場合、プロダクトや営業戦略にリクエストを出すことになります。事業部のスタート時から連携して動いていたので仲間意識が強く、仕事を離れても一緒に旅行に行くような関係ができているので、お互いに無理を言い合いながら、仕事を進めています。こうして生み出した製品が市場評価を得て、メディアなどで取り上げられたりする時は嬉しいですね。掲載誌を子どもに見せながら「これ、パパが関わった製品だよ」と自慢してしまいます(笑)。社内の他部署と連携し、「One Team」として大きなビジネスを成功させていくという取り組みは、これからも深化させていきたいですね。そしてさまざまな施策を通じて、よりスケールの大きな仕事にチャレンジしていきたいと思っています。

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