新しい事業領域を、
自らの手で切り拓く。

エンタープライズ事業本部
ソリューション・スペシャリスト

K.S.(2014年入社)

入社動機

新卒で日本IBMに入社し「System x」事業に10年以上、サーバー製品のプリセールスSEとして関わってきました。その後「System x」事業がIBM社からレノボへと買収されたことをきっかけに、私もレノボへ入社しました。IBM社に入社した時に思ったことは「プロフェッショナルになりたい」ということです。開発担当ではないので、直接モノをつくるという仕事ではありませんが、「サーバー製品を通じて、プロとしていかにお客様のニーズに応えていくのか」といったテーマを自分なりに追求してきました。IBMからレノボへと移り、最も違いを感じたことはスピード感です。レノボでは「やりたい」と思ったことは、主張をすれば、すぐ次のステージへと進むことができるのです。このスピード感は、今までには無いものでしたし自分には合っていると感じます。
また、今思えば昔は製品のスペシャリストとしての視点を強く持っていたと感じます。しかし、現在は、プリセールスSEとして製品知識はもとより、お客様にとってわかりやすい提案、営業担当にとってより有効な提案とは何かを深く考えることができるようになったと感じています。私の中での業務との向き合い方の変化は、私自身のステップアップにもつながっていると感じています。

現在のミッション

プリセールスSEには、お客様ごとに組織化された「アカウントSE」、製品ごとに動く「プロダクトSE」、そしてお客様のソリューション内容に応じて動く「ソリューションSE」がいます。私はソリューションSEを担っています。
具体的にはサーバー製品を中心に、サーバーやネットワークの運用・監視・保守を担うMSP(Managed Service Provider)や各種Webサービスを展開する企業に対して、営業チームやビジネス開発チームと連携しながらハードウェアとソリューションをからめた提案活動を行っています。営業チームがより営業的な視点でお客様と向き合い、一方私たちは、SE的な発想を基にソリューションを提案していくのです。主力製品は「System x」シリーズですが、最近ではBig DataやOpen Stack、ハイブリッドクラウド、さらにはNutanix社と提携したハイパーコンバージドインフラ製品など、レノボの新しい柱となり得る製品やサービスにも積極的に取り組み、お客様への最適化を担っています。

仕事の手応え

サーバー製品は、レノボにとって新しい事業領域です。私自身はIBMからレノボへと移る際、ThinkPadがレノボによって格段にブランド力が向上したという事実に期待しました。ThinkPad同様に「System x」のブランド力が拡大できるのではないかと思ったのです。新しい事業を展開していくことは、成熟した事業を推進することとは違い、常に課題が見えてきます。しかしレノボでは、自分に与えられた裁量が大きく、かつスピード感もあるので、ストレスなく課題と向き合うことができるのです。こうした環境のなかでお客様にソリューションを提案し、レノボという企業の、そして私自身のバリューを受けとめていただくことで強い信頼関係を築くこと。これこそが今、私が感じている仕事の手応えです。IBMにいる頃は、お客様からの質問・疑問は営業担当を通してこちらに来ることが常でした。しかし現在では、直接お客様とコミュニケーションをとり、お客様から感謝のメールをいただくこともあります。こうしたことは、私の思いがお客様に正しく届いている証だと感じています。

これからの夢・目標・Vision

レノボのソリューションSEチームの歴史は、私のレノボでの社歴と重なります。それはまだ「これから」だということを意味します。業務内容自体はIBMから引き継いだ要素も多々ありますが、レノボでのソリューションSEのキャリアは、私たち自身が新しく創り上げていかなければならない。それが、これの先の大きな目標の一つです。そして私自身は、今はソリューションベンダー様、ハードウェアベンダー様等、そしてパートナー様、さまざまな企業と交流していますが、そこに関わる企業を増やすとともに、新しいビジネスを作り上げていきたいと思っています。

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